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【終了】Exhibition|今井祝雄・中川裕貴「踊る心・考える耳」@+1art (Osaka)

2021年3月17日(水)~4月3日(土)At +1art (Osaka)

「踊る心・考える耳」今井祝雄・中川裕貴 二人展 

IMAI Norio, NAKAGAWA Yuki Exhibition "dancing heart / thinking ear"


OPEN 12;00~19:00(最終日 〜17:00まで)

水・木・金・土曜(日・月・火曜休廊)


<展覧会概要>

 今井祝雄は19 歳のときに具体美術協会の会員となり、白のレリーフで注目を集め、以来現在まで内外の展覧会で数多くの作品を発表してきました。映像、写真、パフォーマンスに至るまで多様なメディアを用いた表現には音を素材にした作品も少なくありません。

 中川裕貴はチェロを使い、自らの演奏という行為を客体化したメタミュージックを志向する新鋭の音楽家です。音の可能性を試みる独自の演奏活動には、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションがあります。

 本展では、今井が1973年に自らの心臓音を素材に制作した「踊る心」と、チェリスト中川裕貴によるサウンド・インスタレーションを試みます。 年齢もジャンルも異なる二人のボーダレスな共演は、きっと私たちの心をも躍らせてくれることでしょう。(+1art)

 

会場・お問い合わせ:+1art


Access:大阪市中央区谷町6-4-40



 

関連イベント:

▼トーク& パフォーマンス talk & performance

・パフォーマンス『おとのはディスタンス』 今井祝雄+中川裕貴

・ライブ 中川裕貴

・トーク『こころ踊る音』

 ゲスト、川崎弘二* x 今井祝雄・中川裕貴

 * 川崎弘二( 電子音楽研究。『武満徹の電子音楽』 等、著書多数)


| 日 時 |  3/20(土)  14:00~

| 場 所 |  高津宮「富亭」(+1art から徒歩15分)

     大阪市中央区高津1-1-29 www.kouzu.or.jp

| 参加費 |  1000 円

| 要予約 |  gal@plus1art.jp


▼ゲリラ・ライヴ  guerilla live

チェロ演奏| 中川裕貴

ギャラリーに於て随時開催。

→日時等 詳細はホームページでお知らせします www.plus1art.jp


追記:

ゲリラライブは下記の日時で実施予定です(30分程度の予定)

・3月17日18時半~

・3月26日18時半~

・4月3日16時半~


 

中川裕貴 展覧会コメント:

 大阪で展覧会があります。 今井祝雄・中川裕貴 の二人展「 踊る心・考える耳 」といいます。古くは「具体」で、そして現在でも日々創作を続けられている今井祝雄さんとの二人展。2019年に名村造船所跡地で一緒にパフォーマンスをさせて貰い、今回が2回目の共作です。展覧会は今井さんの1973年の作品「踊る心」に、私が相対するかたちをベースに、下記の展覧会概要にもあるように今井さんの作品「白のレリーフ」とチェロのコラボレーションもあります。


相対する音が今井さんの1973年の心臓の音ということ、またこれまでの今井さんの生み出した「時間」(活動履歴やデイリーポートレイトなどの作品を拝見していると、その途方の無さを感じるとともに、文字通りに”時間を対象”としていること、また「時間の厚み」それ自体を創作されていることを感じ、これはただ事ではないと思ってしまいます)を受けることについて、それを成すことができる可能性が自分の手持ちで一番ありそうな、例のこの楽器をこの展覧会用に作曲/チューニングして出します。


楽器チューニング/調整は今回も白石晃一さんにお願いします。なお白石さんは現在京セラ美術館で開催されています展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫 1989–2019」の中の「國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト」でも、水中エンジンの再制作に深く関わられています。この再製作プロジェクトに少しだけ関わった僕にとっては水中エンジンと心臓(音)というのは深い関係があって、それも含めて、今回はこの楽器をこの展覧会に出すことにしました。


今井さんにとっての「音」と、僕にとっての「モノ」というのは、ある意味で何かしらの対称性を持ち得るように思います。 3月17日(水)~4月3日(土)の期間中の 水・木・金・土曜で谷町六丁目のギャラリー+1artへ是非お越しください。


また3月20日には川崎弘二さん( 電子音楽研究。『武満徹の電子音楽』 等、著書多数)をお招きし、三人でのトーク、今井さんとのパフォーマンス、私のライブが近くの神社= 高津宮「富亭」(+1art から徒歩15分)であります(こちらは要・予約)。歴史の中を、歴史を紐解いてきたお二人とご一緒できることとても嬉しいですし、自分もその中で話せることを話したいと思います。


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